J-GATE3.0稼働に伴う取引時間の拡大、呼値変更等（2021/9/21～）
2021年9月21日（火）より、大阪取引所の次期デリバティブ売買システム（J-GATE3.0）の稼働を予定しており、取引時間の延長などの取引制度が一部変更となります。9月21日からより便利になる先物・オプション取引をぜひ、ご利用ください。
主な変更ポイント
先物・オプションの取引時間の延長
- 先物取引（日経VI先物除く）のナイト・セッションを翌6時まで延長 (現在は翌5時30分）
- 指数オプション取引の日中立会の開始時刻を8時45分に前倒し（現在は午前9時）
即時約定可能値幅制度（DCB制度）等の見直し
- オープニング・オークションに即時約定可能値幅制度（DCB値幅制度）を適用（現在は適用外）
- クロージング・オークションの約定可能値幅を拡大
| 商品 | 基準となる値段 | 即時約定可能値幅 | ||
|---|---|---|---|---|
| 寄付き | ザラバ | 引け | ||
| 日経225先物、日経225mini TOPIX先物、ミニTOPIX先物 JPX日経400先物 東証マザーズ指数先物 TOPIX Core30先物 東証REIT指数先物 |
直近の約定値段 又は 直近の最優先買呼値と最優先売呼値の仲値 |
上下3.0％ | 上下0.8％ | 上下1.5％ |
| NYダウ先物 | 上下1.0％ | |||
| 日経平均VI先物 | 上下30ティック | 上下10ティック | 上下15ティック | |
| 日経225オプション | 直近の約定値段 | 上下60ティック | 上下10ティック | 上下30ティック |
サーキット・ブレーカー制度（SCB制度）の発動基準の見直し
- 各商品の中心限月において、サーキット・ブレーカーを直ちに発動するように変更（現在は取引所が定める一定時間経過後に発動）
日経平均オプション取引に係る呼値の単位の見直し
- 日経平均オプション取引に係る1,000円以上の呼値単位を5円幅へ見直し（現在1,000円以上の値幅は10円）
| オプション価格 | 呼値の刻み |
|---|---|
| 100円以下 | 1円 |
| 100円超 | 5円 |
J-GATE3.0稼働に伴う当社でのお取引注意事項
9/17（金）先物・オプションの夜間取引停止について
9/17（金）の先物・オプションの夜間取引（16:15～翌5:30）は、大阪取引所の次期デリバティブ売買システム（J-GATE3.0）の移行に伴い、全ての銘柄で取引が停止いたします。
9/18(土) 9:00～9/19(日) 21:00までの期間は当社メンテナンスのため、ログインを含む全サービスの停止が発生いたします。
メンテナンス終了後より、注文の受付を開始いたします。
kabuステーション®の注文受付開始時間の変更について
先物・オプションの取引時間変更に伴い、kabuステーション®のバージョンアップを実施いたします。
- バージョンアップによる変更点
・ログイン不可時間帯の短縮
変更前 → 5:45-6:30頃
変更後 → 6:15-6:30頃
・対当指値注文の廃止
・取引時間延長にともなうチャート描画時間軸変更
指数先物ナイトセッション（日経VI先物除く） → 6:00までチャート描画するよう変更
指数オプション → 8:45からチャート描画するよう変更
最良指値注文の廃止
次期デリバティブ売買システム（J-GATE3.0）の導入に伴い、対当指値条件付注文に係る機能が廃止されます。
そのため、当制度改定後は注文時の執行条件で「対当指値条件付注文」を指定できません。何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
