自動売買 トレーリングストップ
高値安値に合わせて、逆指値注文をリアルタイムに自動修正する自動売買です。同じ売るなら少しでも高いところで売りたい、高値から下落してきたところで売りたい、という場合等で活用できます。
売りの場合であれば、「株価の上昇にあわせて、高値から○円の逆指値を切り上げ、株価の値上がりに追従しつつ、反落し始めたところで売り発注」ということが可能です。
買いの場合は、「少しでも安いところで買いたいが、安値から○円上がって来たら買い発注」ということが可能です。
※トレーリングストップが翌日以降に繰り越し注文になる場合の注意事項はこちらをご確認ください
こんな時に使える!トレーリングストップの活用法
買ってすぐにトレーリングストップ
買ってすぐにストップロスまたは利食いのトレーリングストップを設定し、強ければ持続、利食いチャンスは逃さず、といった狙いでの発注にも活用できます。
- 【例】
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当日の高値400円で買った銘柄に「高値-40円で売り」のトレーリングストップを発注。
万一、下落しても360円で売り発注。上がりだした場合も上昇が続けばそのまま持続、上昇後に下落すれば「高値-40円」で売り発注、ということができます。
大幅下落からのリバウンド買い狙い
株価が大きく下落したあと、リバウンドして上がり始めたところを買う場合にも活用できます。
- 【例】
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現在値500円、安値500円。株価は下落基調でまだ下がりそうだが、下げきった後は反発すると予想し、安値+20円で買いのトレーリングストップを発注(逆指値520円)。
その後、株価は440円まで下がったとすると、逆指値の買いは460円となり、その後株価が460円までリバウンドしたところで買い注文が発注されます。
動意付けば買い
短期売買で少しでも動意付いたところ狙う場合にも活用できます。
- 【例】
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寄付前に「安値+10円で買い」のトレーリングストップを発注。
寄付前は前営業日の安値が基準となるため、前営業日安値700円、終値705円の場合、逆指値は710円となります。寄付が前営業日安値よりも低い場合は逆指値は切り下がり、高い場合は710円で変わらずそのまま。寄付は690円となり逆指値は700円になりました。その後すぐに反発し700円で買い注文が発注されます。
- ※午前7:45頃から値洗いが行われます。値洗い前に発注する場合は、前日の安(高)値を基準として逆指値を設定しますが、値洗い後、寄付きまでに発注した場合は、前営業日の終値(または基準値)を元に逆指値を設定します。
もっと詳しく知ろう!動画で分かりやすく説明します
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株価の高値と安値に合わせて逆指値注文をリアルタイムに自動修正する「トレーリングストップ」について、約3分のストーリー形式でシンプルに解説します。
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自動売買に関する入門編。逆指値とトレーリングストップについて分かりやすく解説。