新年のご挨拶

謹賀新年

石月貴史

明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のご高配とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

2022年は十二支でいうと「寅年」、干支では「壬寅(みずのえとら)」です。壬寅は「厳しい冬を越えて、春の芽吹きは生命力に溢れ、新しい成長が生まれる」年といわれており、相場の格言では、「寅」は日に千里を往還するとの話に因み、上げ下げを繰り返すことを意味する「往来相場」とも言われております。

本年を展望するにあたり、まずは昨年の日本を振り返りますと、1月に2回目の緊急事態宣言発出、2月には30年ぶりの日経平均株価3万円突破、新型コロナウイルスのワクチン接種開始、東京オリンピック・パラリンピックの開催、岸田内閣の発足、秋口よりコロナ新規感染の落ち着きを受け各種規制措置の段階的緩和開始、景気回復への期待高まるところ変異種オミクロン型の拡大…1年を通じ様々な出来事がありました。
本年につきましても、北京での冬季オリンピック、3回目のワクチン接種、東証市場再編、成人年齢の引下げ、参院選、米中間選挙、サッカーワールドカップと国内外で多様なイベントがあります。当面は感染拡大防止と経済活性化を慎重にバランスさせていく状況が続かざるを得ないと思われますが、徐々に経済活動が正常化していくなか、過去最大の補正予算の執行による後押し、コロナ下で積み上がった約40兆円の過剰貯蓄の消費への転換などが成長をさらに加速させることを期待したいと思います。
コロナ禍2年を経て、本年が新しい成長・経済回復の年となり、お客さまの投資成績にとって良い年となることを心よりお祈り申し上げます。

当社におきましては、ミッションとして掲げる「すべてのひとに資産形成を。」の実現に向け、昨年は、「信用ロボアド」、「ファンドスクエア」、「デイトレ信用の開始」、「プチ株®のポイント投資対応」等の新サービスをリリースさせていただき、「株式の取引手数料等の改定」、「25歳以下現物株式の取引手数料実質無料化」等、すべてのお客さまの投資成績に貢献できるように、お取引コストの見直しを行いました。
本年につきましても「米国株式取り扱い開始」を皮切りに「機関(プロ)投資家と個人の垣根を越えて、すべてのひとが、もっと自由で豊かな投資活動ができる」環境を作り上げ、どんな相場状況であっても「お客さまの投資成績向上を徹底追求」する姿勢を変えることなく、商品・サービスの向上に努めてまいります。

auカブコム証券は、これからも多くのみなさまにとって「ONE AND ONLY」の存在になれるよう、進んでまいりますので、引き続きご愛顧の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

2022年元旦
代表取締役社長
石月 貴史

2021年の当社の主な取り組み