ETF(上場投資信託)・ETN(上場投資証券)・REIT(不動産投資信託)など
日経平均株価やレバレッジ型ETF、金などの商品指標、不動産への投資を株式同様に取引所での上場商品として現物・信用にて取引することができます。
ETF・ETNとは
ETF(上場投資信託)・ETN(上場投資証券)とは、特定の指数、例えば日経平均株価やTOPIX等(「原指標」といいます。)の動きに連動する運用成果をめざし、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場しているものを指します。分かりやすくいうと、インデックスファンドが金融商品取引所に上場しているようなイメージの商品ともいえます。ETF・ETNは、金融商品取引所の取引時間内に株式のように相場の動きを見ながら売買が可能なため、一般的に投資信託と比べ、価格形成の観点から透明性が高いといえるでしょう。ただし、レバレッジ型、インバース型については特別の留意が必要です(以下、「ETF・ETNのリスクについて」ご参照)
ETFとETNの違い
ETF・ETNのリスクについて
- ETF・ETNには価格変動リスク、信用リスク、上場廃止リスク、その他のリスクがあります。
- ETFの概要・リスクについては以下の日本取引所グループのWEBサイトをご覧ください。
- ETNの概要・リスクについては以下の日本取引所グループのWEBサイトをご覧ください。
- ETF・ETNのうち、レバレッジ型、インバース型(※)のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
・レバレッジ型、インバース型のETF及びETNの価額の上昇率・下落率は、2営業日以上の期間の場合、同期間の原指数の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じたものとは通常一致せず、それが長期にわたり継続することにより、期待した投資成果が得られないおそれがあります。
・上記の理由から、レバレッジ型、インバース型のETF及びETNは、中長期的な投資の目的に適合しない場合があります。詳細は「ご投資にかかる手数料等及びリスクについて」の該当箇所をご参照ください。
・レバレッジ型、インバース型のETF及びETNは、投資対象や投資手法により銘柄固有のリスクが存在する場合があります。詳しくは別途銘柄ごとに作成された資料等でご確認ください。- ※ETF・ETNの中には、原指数の日々の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じて算出された数値を連動の対象指数とするものがあります。このうち、倍率が+(プラス)のものを「レバレッジ型」といい、-(マイナス)のものを「インバース型」といいます。
ETFとインデックスファンドの違い
ETF(上場投資信託) | インデックスファンド | ||
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商品性 | 特定の指数に連動する運用成果を目指す | 特定の指数に連動する運用成果を目指す | |
金融商品取引所 | 上場 | 非上場 | |
買付 ・ 売却 |
価格 | リアルタイムで変動する市場価格 ※ただし取引時間中のみ |
1日1回算出の基準価額 (運用会社が算出) |
方法 | 市場で指値・成行注文等が可能 | 販売会社にて注文 | |
可能時間 | 取引所の取引時間中 | 各ファンドの申込締切時間 | |
コスト | 売買委託手数料、信託報酬 等 | 信託報酬、信託財産留保額、 換金手数料等 |
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特徴 |
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- ※上記はあくまで一例であり、全てを網羅しているわけではありません。 また、実際と異なる場合がございます。
マーケットメイク制度が始まります
東京証券取引所では2018年7月2日よりETFの流動性を向上させるために2018年7月2日から、ETF市場におけるマーケットメイク制度を導入します。マーケットメイク制度とは「マーケットメイカー」と呼ばれる専門の業者が、ETFの買注文と売注文を出し続けることで取引の流動性を提供するものです。
マーケットメイク制度の詳細および対象銘柄は以下の日本取引所グループのWEBサイトをご覧ください。
- ※レバレッジ型・インバース型ETFおよびETNはマーケットメイク制度の対象外です。
- ※上記は2018年4月末時点の情報に基づいて作成しております。マーケットメイク制度の内容は、将来変更となる場合がございます。
ETFで積立投資
当社では、対象ETF*1を毎月500円以上1円単位の少額から「プチ株(単元未満株取引)」を積み立ててできるサービス「プレミアム積立®(プチ株®)」をご用意しています。
一般的に、ETFは投資信託と比較しても信託報酬が低いため、長期投資における保有コストを安く抑えられるという利点があるといえます。
- ※1ただし、1単元が1口の銘柄等は除きます。