リアルタイムの消費財動向を「kabuステーション®」にてニュース配信開始
~FintechベンチャーのFinatext・ナウキャストと協業し「ソーシャルモメンタム」に次ぐ投資情報サービスを拡充~

2016年10月5日 [お知らせ]

カブドットコム証券株式会社は、株式会社Finatext(本社:東京都千代田区、代表取締役:林良太、以下「Finatext」)と株式会社ナウキャスト(同、以下「ナウキャスト」)と協業し、当社が提供するトレーディングツール「kabuステーション®」にて、リアルタイムに消費財の売上トレンドが分かるニュースを2016年10月11日(予定)より配信開始いたします。

Finatextと当社は、2016年4月に協業を開始し、これまでFinatext独自のアルゴリズムを使用した個別銘柄ランキング「ソーシャルモメンタム」を「kabuステーション®」の利用ユーザー向けに提供しております。また、Finatextとナウキャストは2016年8月に経営統合をし、同年9月に当社と協業して個人向けパーソナルアドバイザリーサービスの開発を行うことを発表いたしました。
この度の取り組みでは、ナウキャストの独自のデータ分析によって、国内のスーパー・ドラッグストアにおける消費財の売上トレンドが、リアルタイムに分かるニュース「リアルタイム消費財トレンド」を「kabuステーション®」上で配信いたします。

今後もFinatextとナウキャストのデータ解析技術による投資情報・サービスの拡充を行い、銘柄選びをサポートすることで、お客さまの投資成績の向上に貢献してまいります。

小売現場の実取引データ・SNSの口コミデータを活用し、人気の銘柄情報をリアルタイム配信

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Fintech時代に求められる金融機関の実践として

カブドットコム証券は、1999年の創業以来「金融のIT化」をその起業理念の一つに据え、技術主導によるリスク管理の追求と顧客満足度の向上に注力して参りました。2016年1月にはFintech領域における先端研究・事業開発を行う社内プロジェクトチームとして「kabu.com Fintech-Lab」を設立、これまでの経験とノウハウを踏み台として、次世代金融サービスへの挑戦と同時に、これまで以上に顧客志向で利便性が高いサービスの提供と拡充を目指して参ります。また、kabu.com Fintech-Labは、株式会社Finatext、株式会社ナウキャストをはじめとするFintech領域におけるスタートアップ企業と今後積極的に協業展開を推進し、Fintechを通した金融サービスの発展に貢献してまいります。

株式会社Finatextについて

株式会社Finatextについて

2014年設立の東京大学発Fintechベンチャー企業。金融に関する豊富な知識・経験を基盤に、それを誰にでも分かりやすいUI/UXに落としこみ、非常に短い期間で開発を行う技術力を持ちあわせております。モバイル金融サービスの開発・企画・運営に強みを持っており、日本一株予想の集まるアプリ『あすかぶ!』やFXアプリ『かるFX』、投信選びをサポートするアプリ『Fundect』、そして独自の投資信託のデータベースである『AssetArrow』を開発・運営しております。また、2015年度に行われたマレーシア最大の銀行Maybank主催のFintechコンテストにおいて日本企業で唯一選抜され優勝するなど、グローバル展開も注力しております。

株式会社ナウキャストについて

株式会社ナウキャストについて

ナウキャストは「経済の“今”を知る」ことが出来る世界の実現を目指し、ビッグデータ解析により、消費者物価指数を始めとする経済統計のリアルタイム化、企業の経営戦略の見える化を行う東京大学発Fintechベンチャー企業。東京大学経済学研究科渡辺努研究室における『東大日次物価指数(現:日経CPINow)』プロジェクトを前身として2015年2月に設立されました。現在リアルタイム統計データベースサービス『NowcaSTats』を展開し、国内外250社以上の金融機関、シンクタンク、政府、政府系金融機関、海外ヘッジファンド等の資産運用、経済調査業務を支援しております。