先物・オプション取引 両建取引拘束金について

指数先物・指数オプションの価格の変動に連動しない建玉(両建玉)を保有している場合、一定の証拠金額を拘束いたします。

先物取引の両建取引拘束金

銘柄毎の両建て枚数×各銘柄1枚分の必要証拠金の半分

先物取引の両建てルールに関してはSPANパラメータの改正に基づく商品間割引を用いて計算します。

オプション取引の両建取引拘束金

銘柄毎の両建て枚数×各銘柄1枚分の必要証拠金の半分

先物取引、オプション取引の両建取引拘束金の算出例は下記のとおりです。

例1

日経225先物 買い建玉4枚+日経225mini 売り建玉30枚の場合
(1枚あたりの必要証拠金がラージが70万円、miniが7万円の場合)

[A]維持証拠金mini10枚分 70万円 [B]両建て分の証拠金の半分(ラージ3枚分+mini30枚分×0.25)105万円:AとBを比較して大きい方を拘束([B]105万円が必要証拠金)

例2

日経225mini 買い建玉40枚+日経225先物売り建玉1枚の場合
(1枚あたりの必要証拠金がラージが70万円の場合)

[A]維持証拠金mini30枚分 210万円 [B]両建て分の証拠金の半分(Mini10枚分+ラージ1枚分×0.25)35万円:AとBを比較して大きい方を拘束([A]210万円が必要証拠金)

例3

日経225先物 買い建玉4枚 売り建玉4枚の場合
(1枚あたりの必要証拠金が70万円の場合)

[A]維持証拠金 無し [B]両建て分の証拠金の半分(ラージ8枚分×0.25)140万円:AとBを比較して大きい方を拘束([B]140万円が必要証拠金)

例4

日経225先物 買い建玉4枚 売り建玉3枚 + 日経225オプション買い建玉2枚、売り建玉4枚の場合

日経225先物=[A']維持証拠金先物1枚分 [B']両建て分の証拠金の半分(6枚×0.25) 日経225オプション=[A”]維持証拠金オプション2枚分 [B”]両建て分の証拠金の半分(4枚×0.25) :[A]維持証拠金先物1枚分(A')+オプション2枚分(A”)の合成ポジション分 [B]両建て分の証拠金の半分(先物6枚(B')+オプション4枚(B”))×0.25 AとBを比較して大きい方が必要証拠金

例5

日経225先物 9月限買い建玉2枚 12月限売り建玉3枚の場合
(1枚あたりの必要証拠金が70万円、商品内スプレッド割増額が12万円の場合)

[A]維持証拠金 先物1枚分 [B]両建て分の証拠金の半分(両建て2枚分の半分)B70万+商品内スプレッド割増額12万×両建て2枚=94万円が必要証拠金

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