kabuカルテ® 機能・動作環境

機能

1.主な機能

ここでは、オーソドックスな使い方をご案内いたします。これらの使い方を基本とした上で、ご自身の考えや方針、取引手法に応じてさまざまな抽出、検証をおこなってみてください。

おすすめの使い方2つのポイント

(1)についてはkabuスコープ®のページでご案内していますので、ここでは(2)のkabuカルテ®を単体で使う場合のご案内をします。

2.kabuカルテ®で特定銘柄を診断する

まず、ヤマトHD(9064)を検索してみます。すると下記の診断結果となりました。

kabuで特定銘柄を診断する

上図を見てまず分かることは、青帯が多い=テクニカル分析と相性が良い銘柄と考えられることができるということです。過去2年間の売買シミュレーション(バックテスト)では、RCIやRSI、25日乖離率のパフォーマンスが良いようで、複数のテクニカル指標が買いシグナルを示していることが分かります。最も良いパフォーマンスである25日乖離率(-5%以下)では買いシグナルが表示されているため、買い検討しても良い銘柄と考えられます。

次に、別の銘柄を検索してみます。すると下記の診断結果となりました。

kabuカルテ®で特定銘柄を診断する

上図を見てまず分かることは、青帯が少ない=テクニカル分析とは相性が良くない銘柄なのかもしれないということです。また、過去2年間の売買シミュレーション(バックテスト)では、RCIやサイコロジカルが最もパフォーマンスが良いようですが、今回はシグナルを示していません。また、75日乖離率(-7%以下)で買いシグナルを示していますが、通算パフォーマンスが「57」と良くなく、信頼性は薄いと考え「買いで入ることを見送り」と判断することができます。こういった銘柄はテクニカル分析と相性が良いとは言えず、業績やニュース等のファンダメンタルを材料にして売買を検討したいところです。

過去の最低パフォーマンスをあらかじめ知っておくことは、損切りルールの参考に役立てることができます。

3.通算/平均/最高・最低パフォーマンスの見方

各シミュレーション結果の中で特に有効性が高いと思われるテクニカル指標(条件)には、青色や紫色の帯で表示されています。

通算パフォーマンス 「買い」も「売り」も通算が100を上回っている
通算パフォーマンスが最も良かった条件
平均パフォーマンス&勝率 「買い」も「売り」も平均3%、勝率50%を上回っている
「買い」も「売り」も平均5%、勝率80%を上回っている
最高/最低パフォーマンス 売買6回以上で、「買い」も「売り」も最低が-10%を上回っている
売買6回以上で、「買い」も「売り」も最低が-5%を上回っている

平均パフォーマンスは、シグナル1回あたりのパフォーマンスです。勝率がある程度高いことが前提となりますが、目標リターンや利益確定条件を決定する際の参考になります。また勝率と平均パフォーマンスの両方を見ることでイベントによる影響(大きな材料により株価が例外的な動きをすること)を推測することができます。

4.色帯(青帯/紫帯)を用いた最適テクニカル指標の見つけ方

下記の予測手順を踏むことによって、この色帯データだけで最適なテクニカル条件を予測することができます。

動作環境

kabuカルテ®の推奨環境はこちらをご参照ください。

ご注意

kabuカルテ®は、将来のパフォーマンスを決して保証するものではありません。将来のパフォーマンスに挑戦するツールとしてご活用ください。また、テクニカルパターンは検索日のみが抽出対象です。例えば、ゴールデンクロスを形成した銘柄は、形成した当日のみ検索にヒットします。

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