kabuスコープ® 機能・動作環境

機能

1.kabuスコープ®を使うシチュエーション

kabuスコープ®は、これから新たに取引していく銘柄を探す際にお使いいただくことを前提としています。つまり信用取引口座を開設いただいているお客さまは売りから入ることも考えられます。現物株式中心のお客さまは「買い」を前提とした検索条件でご利用いただければと思います。また、「保有銘柄をいつ売るか(返済をするか)」といった場面ではkabuカルテ®やEVERチャートを単体で使用し、分析をする方法をお勧めします。

2.kabuスコープ®のおすすめの使い方

ここでは、オーソドックスな使い方をご案内いたします。これらの使い方を基本とした上で、ご自身の考えや方針、取引手法に応じてさまざまな抽出、検証をおこなってみてください。

kabuスコープのおすすめの使い方

おすすめの使い方3つのポイント

  • (1)流動性のある銘柄を探す(例:東証銘柄を対象とする、時価総額の高い銘柄を探すなど)
  • (2)売買回数の良いものを探す
  • (3)勝率の良いものを探す

まずはオーソドックスな検索方法として上記【おすすめの使い方3つのポイント】を踏まえて検索条件を設定します。

おすすめの使い方3つのポイント

【おすすめの使い方3つのポイント】を踏まえて検索すると、下図の検索結果となりました。

おすすめの使い方3つのポイント

この検索結果から、kabuカルテ®でさらに深く分析をしたり、kabuステーション®やカブボードフラッシュで出来高や気配(流動性)、ニュース等を確認し、銘柄を絞っていってください。ここではMSジャパン(6539)を例にkkabuカルテ®を見てみましょう。銘柄コードをクリックすると下図のkabuカルテ®が表示されます。

kabuカルテ®

kabuカルテ

  • EVERチャートのご利用には別途インストールが必要です。

3.検索結果の分析

kabuスコープ®の検索結果で与えられたデータには、シグナル量/売買回数データ/通算パフォーマンス(買い&売り、買い、売り)/勝率(買い、売り)があります。これらを元にこれから売買する銘柄をkabuカルテ®やEVERチャートと共に分析し検討していくことをおすすめしています。

(1)シグナル量

過去2年間での売買シミュレーション(バックテスト)にてパフォーマンスの良いテクニカル指標が売買シグナルを数多く出している方が、信頼性のないテクニカル指標が出す売買シグナルよりも信頼でき得るという考え方です。どの銘柄でも特に理由もなくなんとなくいつも決まったテクニカルで分析していないでしょうか。売買シミュレーションでお分かりのように銘柄とテクニカルには相性があります。上図のkabuカルテ®では、実に9つものパターンのうち、6つが買いゾーンを示しているため、買いの候補銘柄として考えることができ、さらにチャート推移や気配、ニュース等を確認して深く検証していきます。

(2)売買回数データ

売買回数が少ないものは、例え勝率が高くても除外します。確率やデータ分析は分母となるデータ量が多ければ多いほど信頼出来得るため、少ないよりは多い方が良いと考えられます。例えば、通常あまり見られない一時的な理由により1回のシグナルで高い収益率を達成するようなイベントが過去にあったとして、今後もそのデータをあてにするかというと、そうではありません。上図の例ではどのシグナルもある程度の売買回数があることが分かります。

(3)通算パフォーマンス(買い&売り、買い、売り)

通算パフォーマンスが良くても、中には最後のシグナル後、長期間に渡り上昇(下落)を続けているため高パフォーマンスを示しているパターンがあります。つまり、テクニカル指標のシグナルが有効というよりは、「相場の動きが味方した」と言えるため検討からは除外します。

(4)勝率(買い、売り)

通算パフォーマンスの考え方とほぼ同様で、勝率が低いのに高いパフォーマンスを示している銘柄がある場合は、数少ない「イベント」による結果であるケースもあるため、テクニカル指標のシグナルに基づいて売買するには疑問で、検討からはやはり除外します。

動作環境

kabuスコープ®の推奨環境はこちらをご参照ください。

ご注意

kabuスコープ®は、将来のパフォーマンスを決して保証するものではありません。将来のパフォーマンスに挑戦するツールとしてご活用ください。また、テクニカルパターンは検索日のみが抽出対象です。例えば、ゴールデンクロスを形成した銘柄は、形成した当日のみ検索にヒットします。

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