ファンドアナリスト注目ファンド

今回注目するファンドは・・・
野村インド債券ファンド(毎月分配型)<野村アセットマネジメント>

初回は、高水準のインカムを享受しつつもキャピタルゲインも期待できるインド債券ファンドです。当ファンドは、モーニンスター“ファンドオブザイヤー2015”で優秀ファンド賞(債券型)を受賞し、パフォーマンスの良さも評価されています。「定期分配を期待したい!」等のインカム志向が強い方にイチオシのファンドといえるかもしれません。

ここがポイント!

堅調なインド経済を背景に、インド国債は約11年間で2.5倍と良好なパフォーマンスを示しています。加えて、10年国債利回りは、足下やや低下しているものの、2011年以降は7~9%前後の水準で推移しています。主要アジア各国と比較しても、その利回りは相対的に高いといえ、魅力的な利回り水準といえるでしょう。

野村アセットによれば、当ファンドは債券ファンドによく求められる利回り(インカム)だけでなく、値上がり益(キャピタル)も重視して運用を行っているようです。その1つに、トータルリターンの向上を図るため、政府機関債や社債等の無格付企業(無格付企業とはS&PやMoody's等が格付をしてない企業を指します)への投資を行っています。無格付企業の投資というと、現地への企業調査力が鍵となりますが、他の運用会社は現地の金融機関に委託することが多い中、野村アセットは自社グループ内で現地を徹底調査しており、そういった点も当ファンドならではのポイントといえるでしょう。

2014年中盤以降、純資産額が増加した背景として、①安定した運用実績、②分配金の引き上げが挙げられます。①については設定来 +169%(2016年9月15日時点)と安定したパフォーマンスを示していること、加えて②については2014年7月 分配金を150円に引き上げて以降資金流入が顕著に増加したこともあり、投資家の関心は高くなっているようです。

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