ETF(上場投資信託)・ETN(上場投資証券)・REIT(不動産投資信託)など 商品概要

取扱銘柄

商品 取引所
ETF(上場投資信託)
ETN(上場投資証券)
東京証券取引所、名古屋証券取引所
REIT(不動産投資信託) 東京証券取引所、福岡証券取引所
ベンチャーファンド 東京証券取引所
インフラファンド 東京証券取引所

ETF・ETN・REITなどと投資信託の違い

ETFは投資信託と比較すると、①株式同様、リアルタイムの市場価格で自動売買も可能、②信用取引(当社においては銘柄により一般信用も)も可能、③信託報酬などのコストが安いといった特長があります。

ETF・ETN・REITなど 公募投資信託
金融商品取引所 上場 非上場
取引可能時間 取引所立会時間 販売会社が決める時間
取引価格 場中に市場価格にてリアルタイムに約定 1日1回算出される基準価額
取引方法 成行、指値など自動売買可能 指定不可
信用取引 可能 不可
信託報酬 あり(一般的に投信と比べると割安) あり
取扱証券会社 原則、全ての証券会社 証券会社により異なる
取引に必要な資金 最低数千円~ 1万円程度~(当社は最低百円~)
分配金の再投資 不可 可能(ファンドによる)

中長期的投資には向かないETF・ETN~レバレッジ型・インバース型とは?~

通常のETF・ETNは基準となる指数と同じ値動きをするタイプのETF・ETNですが、レバレッジ型・インバース型ETF・ETNは、基準となる指数を大幅に上回る投資成果を目指したり、逆の動きをするタイプのETF・ETNです。

レバレッジ型は、基準となる指数(TOPIXや日経平均株価など)の日々の変動率に一定の倍数を乗じて算出される指標に連動するETF・ETNです。つまり、基準となる指数が1日で2%上昇した場合、レバレッジ型は1日で4%上昇するということです。つまり、TOPIXなどが上昇トレンドにある場合において、収益をさらに強く求める指標であるため、TOPIXの上昇を見込む場合には有用です。

一方、インバース型指標は、基準となる指数の日々の変動率に一定のマイナスの倍数(現在上場されているものは-1倍)を乗じて算出される指標に連動するETF・ETNです。つまり、現指標が1日で2%下落した場合、インバース型は1日で2%上昇するという、現指標と逆の動きをします。つまり、TOPIXなどが下落トレンドにある場合において、収益を確保することができる指標であるため、TOPIXの下落を見込む場合には有用です。

ETF・ETNのうち、レバレッジ型、インバース型(※)のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
・レバレッジ型、インバース型のETF及びETNの価額の上昇率・下落率は、2営業日以上の期間の場合、同期間の原指数の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じたものとは通常一致せず、それが長期にわたり継続することにより、期待した投資成果が得られないおそれがあります。
・上記の理由から、レバレッジ型、インバース型のETF及びETNは、中長期的な投資の目的に適合しない場合があります。詳細は「ご投資にかかる手数料等及びリスクについて」の該当箇所をご参照ください。
・レバレッジ型、インバース型のETF及びETNは、投資対象物や投資手法により銘柄固有のリスクが存在する場合があります。詳しくは別途銘柄ごとに作成された資料等でご確認ください。

取引所リンク集

各市場の詳細につきましては以下をご確認ください。

お取扱商品の重要事項の説明

金融サービスの提供に関する法律において、金融商品販売業者等は「有価証券等の金融商品の販売等が行われるまでの間に、顧客に対し、価格変動リスク、信用リスク、権利行使・契約解除の期間の制限(以下、「重要事項」という。)について説明しなければならない。(同法第四条)」旨が規定されていることにより、当社は、お取扱商品について説明すべき「重要事項」を下記の通りまとめました。

有価証券等の種類

価格変動リスク
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として元本欠損が生ずるおそれがある時は、その旨及び当該指標を記載。
信用リスク
当該有価証券の販売等を行う者その他の者の業務又は財産の状況の変化を直接の原因として元本欠損が生ずるおそれがある時は、その旨及び当該者を記載。
権利行使・契約解除の制限
当該有価証券の販売等の対象である権利を行使することができる期間の制限又は当該有価証券の販売等に係る契約の解除をすることができる期間の制限がある時は、その旨を記載。

上場投資信託の重要事項

ETF(株価指数連動型投資信託受益証券)

主な投資対象としては、ETFのターゲットとなる株価指数の構成銘柄です。

価格変動リスク
  • ETF市場の需給関係等の要因によるETF市場価格変動リスク
  • 組入れ株式の株価変動リスク
信用リスク
  • 組入れ株式等の発行者の信用リスク
権利行使・契約解除の制限

その他
  • 市場の急変時等には対象となる株価指数に連動する運用が困難となるリスク
  • 上場基準による上場廃止となるリスク
  • 元本及び収益分配金等が保証されている商品ではありません

ETF(金価格連動型投資信託受益証券)

主な投資対象としては、金価格連動目的発行有価証券です。

価格変動リスク
  • 金価格の変動リスク
信用リスク
  • 有価証券発行体における利払いや償還金の支払遅延または不履行リスク
  • 有価証券の貸付等における取引先リスク
権利行使・契約解除の制限

その他
  • 外国為替相場の変動リスク
  • 各国金利の変動リスク

ETN(上場投資証券)

主な投資対象としては、株価指数や商品価格等の「特定の指標」です。

価格変動リスク
  • 対象指標の変動。様々な経済情勢等の影響を受ける株価指数等の変動によるETN市場価値変動リスク
  • 為替変動リスク。外貨建て資産に投資する場合の為替変動リスク
信用リスク
  • 発行体の倒産や財務状況の悪化等の影響により、ETNの価格が下落する又は無価値となる可能性があります
権利行使・契約解除の制限

その他
  • 取引所が定める上場廃止基準に該当して、上場廃止になることがあります
  • 信託の継続が困難であると信託受託者が判断した場合、信託を終了する可能性があります

REIT(不動産投資信託証券)

主な投資対象は、不動産および不動産を裏付ける有価証券等です。

価格変動リスク
  • 不動産投信の価格変動リスク
  • 継続した分配金が支払われないリスク
  • 通常の国内株式、上場出資証券同様の投資リスク
信用リスク
  • 発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等によるリスク
権利行使・契約解除の制限

その他
  • 関連する税法の運用・将来的な変更により、当初予定していた経済効果が減少等するリスク
  • 法制度(税制、建築規制等)の変更により、不動産等や不動産投信の価値が影響を受けるリスク